世界には様々なマッサージがあります。今回は世界各国のマッサージを紹介していきたいとおもいます。
タイ古式マッサージ
ヨガ・指圧・整体などの流れをくむタイ古式マッサージはタイの伝統医学の一つです。
頭の先からつま先まで、全身くまなくマッサージを行ってくれます。タイ古式マッサージと指圧で行う一般的なマッサージの違いとして、タイ古式マッサージを行う施術者は手の平やヒジやヒザ、足など体の色々な部分を使い筋肉を刺激していきます。
また、ストレッチを行いながら体をほぐしていくのもタイ古式マッサージの特徴です。ストレッチを行う事によって柔軟性を高め、疲れがたまりにくい体に変えていきます。この為「2人でするヨーガ」とも言われています。
バリ式マッサージ
インドネシアのバリ島で古くから行われている伝統的なトリートメントで、ほのかに香るオイルを使いゆったりとしたリズムで深く圧をかけながら全身のコリをほぐしていきます。
どのメニューもオールハンドで行い、南国ならではのまったりとした雰囲気の中で体がほぐされていく感覚は格別です。
バルでは「人間の体には神の魂が宿っている」と考えられており、トリートメントを行う事で体に宿る神を喜ばせ、呼吸によって魂を浄化させるといわれており、本場バリのサロンでは神聖な「気」をもつ「ヒーラー」と呼ばれる人が施術を行う事もあるそうです。
ハワイ式マッサージ
ロミロミとは「揉む、マッサージする」という意味を持つハワイ語で、ハワイに古くから伝わる伝統的な癒すの技術です。
日本ではハワイへ行けるようになった1970年代からロミロミの存在は広く知られるようになってきました。
ロミロミを行う事によって体の中の「生きるための循環機能」、血液やリンパ、気の流れが促進されて各内臓器官のエネルギーが向上し私達が持つ本来の自然治癒力が高められます。
スウェーデン式マッサージ
北欧スウェーデンでクラシックマッサージと呼ばれる伝統の技術です。
肌に負担がかからないように適量のオイルを使ってゆったりとしたリズムで筋肉をほぐしていきます。筋肉や骨格にそってオイルマッサージする事で体のより深部まで働きかけ、心の癒しと共にコリや疲れの解消に効果が期待できます。
オイルの量、浸透率、筋肉への段階的アプローチ、そのすべてが非常にロジカルに計算されている技法です。その伝統的技法は手技の形や順番、施術時間、そのすべてに意味があり、長年世界中の多くの方から愛され守られてきた伝統芸術とも言える技法です